わが街じまん(三重県桑名市)

「その手は桑名の〇〇〇」

桑名といえば『蛤』が有名です。一度でもその味を知った人は、この美味しさは格別!とおっしゃるほどです。詳しいことはわかりませんが、その美味しさは河川の水質によって育まれるのだと思っています。初夏の頃が最も旬です。桑名にお立寄りの際にはぜひ召し上がってみてください。

蛤料理店は予約のとれない大人気高級料理店から気軽に入れる料理店等いくつかありますが、個人的には気軽な人気店『歌行燈』の焼き蛤と蛤フライがおすすめです。

さて、桑名は江戸時代、城下町かつ宿場町として非常に栄えていました。現在の町並みの基礎となっているのは、徳川家康公の家臣で四天王の一人である本多忠勝公の「慶長の町割り」という大規模な町整備によるものです。大河ドラマや映画などで家康が主人公の時にはほぼ必ず登場する武将ですし、その家族となった千姫と孫の本多忠刻(ただとき)の出会いの場が桑名であったこと等、歴史に纏(まつ)わるこうしたストーリーのいくつかも桑名市民の自慢となっています。名古屋からのアクセスも非常に良いので、食と歴史散歩を兼ねてお越しいただければ嬉しいです。


小林薬局桑名ふくじま支店(三重県桑名市福島850-7)

当社のスタートは明治38(1905)年。現在桑名市内には4店舗あり、処方せん調剤のみならず、昔からの薬屋として地域の皆さまのセルフケアにもお役に立てるよう日々取り組んでおります。

株式会社小林薬局 常務 小林祐介