8月の本「ボクはやっと認知症のことがわかった」

多くの認知症患者を診てきた認知症専門医の長谷川和夫さんが認知症になって、当事者として感じたこと、わかったことを猪熊律子さんがまとめた本です。長谷川さんは、認知症になって実感したこととして、「いったんなったら固定したもののように思われがちですが、そうではないということです。だから『一度なってしまったらおしまい』『何もわからない人になった』などと思わないでほしい、特別扱いしないでいただきたいと思います。」と語っています。

著:長谷川和夫・猪熊律子

発行:KADOKAWA