処暑(しょしょ) 水引が風に揺れるころ

8月22日は処暑(しょしょ)。ようやく暑さが少し和らいで秋の気配を感じはじめます。

この頃によく見かけるようになるのが水引(みずひき)です。

水引は、タデ科の多年草で、上から見ると赤く、下から見ると白い小さな花を多数つけます。

その姿が祝儀袋などに使われる水引に似ていることから花の名前になったそうです。

水引の花は小さく、花穂はわずかな風にも静かに揺れています。

朝晩の風が少し涼しくなってくる処暑の時期に風を感じる美しい草花です。